2021/03/28

桜の花も咲き、水も緩んで来て、今季の紙漉きも、そろそろ終盤に差し掛かってきました。

 世の中の騒ぎは収まる気配がありませんが、人の世の流れに関係なく、季節は巡り巡ってやってきます。

私の漉く拝宮和紙は、季節に合わせての作業ですから、注文があろうとなかろうと、売れようと売れまいと漉き続けています。

 

6月までの作品展

4月15日ー5月9日

神戸、六甲山サイレンスリゾート・ギャラリー

ー伝統と未来の和紙ー

 

連絡先:〒   771ー5518 徳島県那賀郡那賀町拝宮字轟31

    拝宮手漉和紙工房 TEL・FAX0884ー66ー0509

拝宮和紙工房 春が来た拝宮

紙漉きの準備(ちり選り作業)

灯り


2021/01/19

その昔、拝宮(はいぎゅう)の紙漉き達は、自分で漉いた紙を背中に負うて峠を越え、隣村まで紙を売りに行った。

次の時代、私は自分で造った紙を車一杯に詰め込んで、海を渡り、南は鹿児島から北は北海道までを走り廻って来た。

そして今、行動が制限される社会情勢の中で、こうしてインターネットに拝宮和紙が掲載される時代となった。

世の中が便利になるにつれ、全国各地の紙漉き場から、一軒々々また一軒と、紙漉く家が姿を消して行く。

ーーー心しなければならない。

 

今年は1〜3月、イベントの予定はありません

 

連絡先:〒   771ー5518 徳島県那賀郡那賀町拝宮字轟31

    拝宮手漉和紙工房 TEL・FAX0884ー66ー0509

拝宮和紙工房     うっすら雪に包まれた拝宮

紙漉き場   :楮伐り・蒸し・剥ぎの作業が終われば、いよいよ本格的な紙漉きー

工房二階:作品置き場